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    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    FUTURE ULTIMATE FG/AG(ロングパイル)

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    一瞬のプレーでゲームの流れを変え、縦横無尽にピッチを支配する プーマ フューチャー
    前作フューチャー Zと比較し、アップデートさせたポイントを解説していきます!

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    まず、アッパー部分について見ていきましょう。
    フューチャーZ では前足部で切り返しがありましたが、アルティメットでは切り返しが無く、一体成型のニットアッパーとなります。アッパーのインフロントからアウトサイドの前足部には、シャープな立体プリントが施されています。
    フューチャー Zでもグリップ加工は施されていましたが形状が異なり、小さな粒状へと変更されています。

    中足部には前作同様「エヴォニット ソック」が使用されています。前作ではシューレースはシューズの内部には通らず外付けされる形となっていましたが、今作ではシューズ内部を通す配置となっています。
    エヴォニット ソックの縫製も変わり、足入れ部分では前作よりも柔らかい印象があります。
    また、フューチャー アルティメットではローカットモデルも登場し、よりシューズとの一体感を求めるプレーヤーには通常モデル、スムーズに足入れを行いたいプレーヤーへはローカットがおすすめです。

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    アッパーには新たにプーマ独自のサポート素材「PWRTAPE」が搭載されました。
    強靭で軽量な樹脂ベース素材で、プレー時での激しい動きに対する最適なホールド感を生み出し、素早いターンや爆速ステップの際でもパワーロスを軽減します。

    アウトソールも大きくアップデートされ、ポイント形状は前作の半円型から、よりグリップ力が向上したアウトソールユニット「DYNAMIC MOTION SYSTEM」が開発されました。
    前足部には蹴り出しの際に、より瞬発力を発揮するブレード型、かかと部分にはグリップ力や、重心の安定性を重視してダイヤモンド型が配置されています。
    ソールユニットの土踏まず部分でカラーが変わっていることには大きなメッセージがあり、前足部にはあらゆる方向への動作を可能とする柔軟性があり、かかと部分では安定性をもたらすため、硬く強度のある素材が使用されています。

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    軽量に優れ、取外し可能なインソール。足裏との接着面を微起毛させることでグリップ力を発揮し、俊敏な動きでのサポート性や、スパイクとの一体感がより向上します。
    シューズ全体の約30%以上にリサイクル素材を使用しており、よりよい未来に一歩近づく取り組みを示す「LET'S MAKE IT BETTER」のプリントがされているのが印象的でした。

    スパイク重量については、フューチャー Z FG/AG(ロングパイル)では221g(27.0cm)となっています。今作では下記の内容となります。

    ・フューチャー アルティメット FG/AG(ロングパイル):222g(27.0cm)-パフォーマンスラスト
    ・フューチャー アルティメット HG/AG:209g(27.0cm)
    ・フューチャー プロ HG/AG:210g(27.0cm)
    ・フューチャー マッチ HG/AG:240g(27.0cm)

    FG/AG(ロングパイル)以外のモデルは、「ジャパンラスト」が採用されており、「日本でプレーする全てのプレーヤーのために」をコンセプトに、日本のプレーヤのために開発された最適なラストとなっています。

    TRY ON!!

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    着用サイズは、フューチャー Z FG/AG と同様のサイズを着用しました。プレーヤーの足型にもよりますが、ジャパンラストのシューズの方が若干タイト目な印象がありました。

    履き口が柔らかく足入れして感じたことは、アッパー部分に用いられた「PWRTAPE」により、ホールド感が向上したことが感じられました。
    中足部のエヴォニット ソックと足全体をバランス良く包み込まれる感覚があり、プレー時の足ズレの抑制につながります。アッパー全体はソフトなフィット感とクッショニングをもたらす軽量エンジニアードメッシュ素材で構成されているので、人工皮革ではありますが足を屈曲させてもアッパーが硬いなどのストレスなく着用できました。

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    ボールコントロール時では、ブレード型やダイヤモンド型の様々な形状のスタッドを配置したことにより、前作より全体的にグラウンドとのグリップ力が向上した感覚があります。
    方向転換や、横への素早い動きでも、「縦横無尽に柔軟に」対応できました。
    縦へのスプリント時でも、前足部のブレード型のスタッドが推進力をもたらし、新たに心理的サポートが加わったと思います。

    アッパー前足部の立体プリントにより、シャープなグリップ力が好印象で、またボールタッチに最適な位置に加工されているので、細かく素早いボールタッチでも自信をもってプレーができました。

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    パスやシュートでのボールタッチでも、アッパー部分の立体プリントのグリップを意識することにより、細かい制度にこだわりスキルの向上に繋がると思います。
    インパクトのあるシュートの際では、ヒール部分のダイヤモンドスタッドが確実にグラウンドを捉えて安定性をもたらし、ブレることなく力がボールに伝わる印象がありました。

    シューズが柔軟に構成されているため、あらゆる場面や体制でのシュートにパフォーマンスロスなく対応できると感じました。
    また、ゴール前だけでなく、ピッチで「違い」を生み出すプレーヤーには必須アイテムだと体感しました。

    SUMMARY

    プーマ フューチャー・アルティメット フィッティングレポート / PUMA FUTURE ULTIMATE FITTING REPORT

    フィールド全体で縦横無尽にアジリティーを発揮でき、アップデートされた「PWRTAPE」やアウトソールユニットが全体的にバランス良く備わっていると感じました。
    履きこなす度にゲームでのアイデアや創造性が引き出され、無限の可能性を秘めたスパイクだと思います。
    常に遊び心を持ち、フューチャー アルティメットと共にアジリティーやポテンシャルを最大限に発揮してください。

    縦横無尽な、フィールドの支配者へ!